
長時間のトレイルランや登山で、地味にツラいのが擦れやマメの痛み。
どんなに脚力やスタミナがあっても、皮膚トラブルで行動が制限されることほど悔しいことはありません。
そんな悩みを解決してくれるのが、ニュージーランド発のスキンプロテクトクリーム「Gurney Goo(ガーニーグー)」です。
トレイルランナーの間ではすでに定番アイテムとなっていますが、「本当に効果があるの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、実際に登山やトレランで使用してきた筆者が、ガーニーグーの特徴・使い方・効果・他製品との違いを徹底レビューします。
目次
ガーニーグーとは?ニュージーランド生まれの高耐久スキンプロテクト
ガーニーグーは、トレイルランニング界のレジェンド「リチャード・ガーニー」氏が開発したスキンプロテクトクリーム。
特徴は、なんといっても高い耐久性と防水性。
一般的なワセリンとは違い、ガーニーグーは汗や水に強く、一度塗ると長時間皮膚を保護してくれます。
ニュージーランドの過酷なマルチスポーツレース「コースト・トゥ・コースト」で培われた実績があり、現在では世界中のアスリートが愛用しています。
効果:擦れ・マメ・靴擦れを根本的に防ぐ仕組み
ガーニーグーの主な効果は、以下の3つです。
・擦れ防止
皮膚表面に薄い保護膜を作り、衣類や靴との摩擦を軽減。股、脇、足指など擦れやすい部分に最適。
・マメ防止
摩擦だけでなく湿気もコントロールするため、長時間の行動でも皮膚がふやけにくい。
・抗菌、防臭効果
ティーツリーオイルや抗菌成分を配合しており、臭いや炎症の原因菌の繁殖を防ぐ。
特に登山やトレランのように長時間汗をかく環境では、通常のワセリンではベタつきやすく、途中で落ちてしまうことがあります。その点、ガーニーグーは撥水性が高く、汗に強いので、一度塗ればスタートからゴールまで安心して使えます。
使い方:スタート前に塗るだけでOK!
使い方はとても簡単。
・行動前に塗る(特に擦れやすい部位に)
→ 足指、かかと、股、脇、バックパックのショルダー部分など。
・適量をしっかり広げる
→ ベタつかず、すっと伸びるクリーム状なので少量で十分。
・長時間行動でも再塗布不要
→ 一般的なトレラン(5〜6時間)なら塗り直しなしでも効果持続。
筆者は夏の丹沢縦走(約10時間行動)で使用しましたが、足のマメゼロ・擦れゼロを達成できました。
特に靴下の中が蒸れやすい環境でも快適さが続き、「これは手放せない」と感じたほどです。
ワセリン・他製品との違い
| 比較項目 | ガーニーグー | ワセリン | ザムスト スキンプロテクト |
|---|---|---|---|
| 耐久性 | ◎(汗・水に強い) | △(汗で落ちやすい) | ○ |
| ベタつき | 少ない | 多い | 少ない |
| 抗菌・防臭 | あり(ティーツリー配合) | なし | なし |
| 香り | ほんのりハーブ系 | 無臭 | 無臭 |
| 用途 | 全身(足・股・肩など) | 局所的 | 局所的 |
ガーニーグーは単なるワセリン代用品ではなく、アスリート向けに進化したプロ仕様のスキンケア製品といえます。
価格とサイズ展開
価格目安:
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10g(お試しサイズ):約1,000円前後
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85g(通常サイズ):約3,000円前後
チューブタイプで軽量・携帯性にも優れており、ザックのポケットに入れておけば安心です。
まとめ:ガーニーグーは「擦れゼロ」を目指す全アクティビティ派の必需品
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長時間の登山・トレランでも効果が持続
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ベタつかず、汗に強く、快適
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マメ・擦れ・靴擦れの予防に抜群の信頼感
ワセリンでは物足りない人、夏場の長距離行動で擦れに悩んでいる人には、間違いなくおすすめです。
一度使えば、「もう手放せない」と感じるはず。

