@syouggg です。中央アルプスの木曽駒ヶ岳登頂時の記録です。アクセスがしやすく技術的に難しい場所はほとんどないので雪山初心者にもお勧めです。
木曽駒ヶ岳について
木曽駒ケ岳は、長野県に位置する、中央アルプス(木曽山脈)の主峰、標高は2,956mです。駒ケ岳ロープウェイを利用することで日帰りの登頂も可能で、とても人気の高い山です。
積雪期でも、ロープウェイが営業しているので、登山はもちろん、千畳敷カールでのスノーハイクを目当てに訪れる人もいて一年を通して人気が高いです。ロープウェイで楽に標高を上げることができるため、軽装備の登山者が多く、毎年事故も多く発生しています。
今回のルート
宝剣岳や伊那前岳を経由しない場合、YAMAPの標準コースタイム3時間半。距離は3.5kmで登り450m下り450mです。菅の台バスセンターよりしらび平駅までバスで行き、そこから千畳敷カールまで駒ヶ岳ロープウェーで一気に標高を上げます。
2023年度の運行スケジュールはこちら→ロープウェー・路線バス時刻カレンダー
季節や月により運賃やスケージュールが変わってくるので注意が必要です。
コースの難易度
ロープウェイを使い千畳敷カールまで標高を上げることができるので気軽に日帰りで登ることのできる山です。雪山初心者向けですが、浄土乗越手前の急登はかなり急で雪山に慣れていない人には怖さを感じるかもしれません。コンディションによりますが前爪のある12本爪アイゼンを使いこなすこと必要があります。
宝剣岳へ行く場合は難易度が一気に上がります。夏もですが冬は特に滑落死亡事故が多く危険なポイントです。アプローチは長くありませんが、岩と氷のミックス部分を上り下りする必要があり初心者にはお勧めできません。
個人的に難しさは感じませんでした。西穂高よりは簡単なイメージ。
厳冬期木曽駒ヶ岳登頂記録
2022 年1月。美しい千畳敷カールと木曽駒ブルーを見に行こうということで計画。
しらび平駅で駒ヶ岳ロープウェーのチケットを購入。モンベルの会員であればモンベルの割引が使えます。
ちなみに今回ははスリーシーズン用のスポルティバの登山靴で挑みました。厳冬期で気温が低い日ではありましたが足の指先に冷たさを感じることはありませんでした。
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積雪直後ということもあり標高が上がるにつれて真っ白な雪山が広がっていました。南アルプス方面もきれいに見えます。
千畳敷カールに到着すると一番にこの景色がドーン!!たまらんです。木曽駒ブルーとタップタプの雪がお出迎え。もうすでに八丁坂を登っている登山者がたくさんいました。
こちらは極楽平方面の景色。バリエーションルートであるサキダル尾根の取り付きでもあります。
続く、、、