2021
16
Oct

登山, 登山道具

【登山道具レビュー】最強の冬靴!スポルティバガッシャブルム2 EVO を履いてみた!

こんにちは! @syouggg です!平地の紅葉のピークはまだですが、山の紅葉のピークは終わり、そろそろ雪が降ってくる季節になりました。

今年は目標としていた槍穂高連峰縦走に紅葉の涸沢が見れて大満足で夏山シーズンを終えることができました。

奥穂から望む涸沢カール

 

しかし!!

絶景の登山シーズン!待ちに待った山の季節!がこれから始まろうとしています。

今年はなんとしても冬山!冬山のあのキラキラした景色を撮りたいんじゃ!!雪雪雪!!!

ってことで買っちゃいました!

 

「La sportivaG2 EVO(ラ・スポルティバガッシャブルム2 EVO)

 

以下 スポルティバジャパン公式サイト から引用

6000〜7000m級の高所登山で圧倒的な使用率を誇るG2 SMが大きくアップデート。

 

日本の山ではオーバースペック!冬山初心者にはもったいない!値段が高すぎる!

ということで、雪山では超定番の「スポルティバ・ネパールエボGTX」の選択肢もありましたが、そのうち海外の山にも挑戦するし、どーせなら一番よくてかっこいいものをを大切に使おう!

ってことでスポルティバ厳冬期対応の靴の中でもトップクラスのパフォーマンスを誇るこの靴を購入しました。




好日山荘でスポルティバG5の試し履きをしていたためサイズは決めていました。そのため一番安く購入でき、Yahooのポイントも大量につくYahooショッピングで購入しました。

登山靴はメーカーによって幅が狭かったり、人に合う合わないがあるので絶対に店舗で試し履きはしておきましょう。

イタリアから直輸入するため、注文後2週間ほどで到着!からの開封!!

グリベルのアイゼンはぴったり装着できました。厳冬期用のブーツはソールが硬くアイゼンを装着するのに適しています。キックステップを多用する雪山ではソールの硬さが大切になってきます。

 LA SPORTIVAについて

イタリアの北部ドロミテで創業された海外のメーカーです。今もなお、イタリアの自社工場から世界中に製品が行き渡っているということから、靴作りに対するこだわりが強いメーカーであるようです。

→公式サイトhttps://www.sportivajapan.com/

スポルティバの靴と言えば黄色のカラーが印象的でデザインがかっこいいです。

実際、冬山で登山者の足元を見てみるとスポルティバのイエローをよく見ますし、めちゃめちゃカッコええやん!となる事がよくあります。

 

登山靴を選ぶ際の注意点ですが、海外メーカーの靴はヨーロッパ人の足の形状を考えて作られていますので店舗等で試し履きをして自分に合うサイズを見つけましょう。

また日本のcm表記とは異なりますので注意が必要です。ちなみに私は普段25.5サイズの靴を履きますが、EU表記で42サイズを購入しました。

 

日本の店舗では、0.5刻みのサイズを購入することはできませんが、インターネット上だと0.5刻みのサイズを購入する事ができることもあります。




 ガッシャブルム2 EVO の特徴

・BOAフィットシステム

このスポルティバの最大の特徴ともいえるこの「BOAフィットシステム」

靴紐がない代わりに、ボタンを押し込み回すと中のワイヤーが締まり靴が履けるという仕組み。厳冬期で手袋をしていてもワンタッチで脱ぎ履きができるため冬山ではかなり役に立ちます。

 

また、冬山では靴紐が凍ってしまい結ぶことができなくなってしまうことがあります。そのような状態を防ぐことができるのもBOAシステムです。

・インナーブーツ

内側に取り外し可能なインナーブーツが装着されていてとても暖かいです。G5にはないインナーブーツがG2にはありここが大きな違いでもあります。今のところ厳冬期で使用した際に指先の冷たさを感じたことはありません。

冬山テント泊ではテント内でもこのインナーブーツを履くことで暖を保つことができます。多少の防水性を備えているので、要を足すときなどにわざわざ外側のブーツを履くことなく雪上を歩くことができます。

・ゲイター一体型

ガッシャブルムシリーズではゲイターが一体化されているため、防水性や保温性にかなり優れています。ゲイター装備なのでアルパインパンツのような足元を締めれるタイプのズボンであれば、ゲイターは必要ないです。

厳冬期で何時間もラッセルを強いられた山行でも決して靴の中に水分が入ってくることはありませんでした。

 




今シーズンは厳冬期の雪山テント泊でこの「スポルティバガッシャブルム2 EVO」を使っているので実際に感じたことを話していきます。

 

・圧倒的な保温力

海外の5、6千メートルの高山にも対応しているため、これ以上にないくらい暖かく保温力があります。気温がマイナス数℃程度で晴れの日に歩いていると必ずと言っていいほど汗をかきます。

 

 グリベルのアイゼンを装着

普段はグリベルのセミワンタッチアイゼン「エアーテックニューマチック」を使っていました。厳冬期には12本爪愛染が必須です。

この冬からはワンタッチアイゼンの「G12 オーマチック」を仕入れる予定です。

 

今回紹介したスポルティバガッシャブルム2 EVO↓


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