@syouggg です!今回は韓国発祥のブランド「ゼログラム」で人気の山岳テントの紹介です。
その中でも今回YAMAPのフォトコンテストの景品でいただいた、「オールニューエルチャルテンプロ 2P(ALL NEW El Chalten Pro 2P)」を実際に使ってみてレビューをしていきたいと思います。
El Chalten ZEROBONE と El Chalten Proの違い
今春発売の「El Chalten ZEROBONE」は最新バージョン、かつEl Chalten ZEROBONEシリーズのファーストモデルになります。平行して既存のEl Chalten Proシリーズも継続予定だそうです。
El Chalten Proシリーズ・ZEROBONEシリーズどちらも、ユニークな構造や抜群の設営のしやすさ、悪天候への安定性、結露への不快感ゼロといった’El Chaltenらしさ’は共通です。
El Chalten ZEROBONEシリーズはオリジナルポール(ZEROBONE)で快適性をより追求していくライン、一方でEl Chalten ProシリーズはDACポールを使用した軽量性とのバランスをより追求していくラインになります。
上記ホームページより引用。
実際に使ってみた!
今のところ槍ヶ岳北鎌尾根や針ノ木サーキットなどの山行で「ALL NEW El Chalten Pro 2P」を使ってみたので実際の使ってみた感想を話していきます。
・とにかくかっこいい!
→なんといってもかっこよさはどのテントよりもかっこいいです!そしてあまり他のテントと被る事がないのもおすすめポイントです。
実際に使ってみて不便だなと感じたこともお話ししていきます。
・ジッパーの開け閉めがしにくい
→外側のフライの開け閉めが大変しにくく、すぐに壊れてしまいそうな作りです。良く引っかかり噛んでしまうためストレスがかなり溜まります。せっかく良いテントなのになぜチャック部分はこんなにもケチったのかが不明です。
・耐久性に難あり
→数回しか使っていないにも関わらず糸が緩んできている部分や、少しの衝撃にも関わらず破れてしまった部分があります。コンパクトさや意匠を求めた結果、破れににくい材質を使うことができなくなってしまったのでしょうか。
雪山では使えるか?
結論から言いますと、おすすめしません。風抜けがかなり良いため夏の暑いテント泊では役に立ちますが、暖かさの欲しい冬山では逆効果で寒いです。
実際に初冬の北穂高岳の雪上テント泊で使ってみました。日差しがあり気温のある程度高い昼間は快適でしたが、冷え込む朝晩はかなり寒かったです。上下ダウンを着込みシュラフに入ると問題ありませんでしたが、メインで使っているファイントラックのカミナドームの方が冬には向いていると思いました。
ファイントラックカミナドーム↓
今年の冬山テント泊のメインはカミナドームにで行こうと思います!
今回紹介したゼログラムのテント↓