
今回は寝袋を専門に扱う Takemo の紹介です。タケモシリーズの中でも、厳冬期のアルプスに対応するモデル「Takemo11」についてレビューしていきます。
厳冬期のアルプスでは、気温が−20℃まで下がることもありますが、エアーマットと併用することで、Takemo11は非常に快適な睡眠環境を作ることができます。
※2026年1月7日現在 スリーピングバッグ11は一時的に販売終了となっており、2026年9月頃より販売再開予定とのことです。(公式サイトより)
寝袋を専門に扱うTakemoとは?
Takemoは2015年に設立された比較的新しいメーカーで、「本物と呼べる良いものを、より安く」をポリシーとしています。

インターネット販売を中心に展開し、縫製は中国の専門工場で行うことで、驚くほどコストパフォーマンスの高い寝袋を実現しています。「中国加工=品質が低い」というイメージを持たれがちですが、きちんと管理された中国の縫製工場の技術は非常に高く、特に寝袋の縫製技術は日本よりも高いレベルだと言われています。
タケモシリーズ寝袋の素材について
生地
生地には撥水加工が施されており表面についた水滴を弾き、汚れも付きにくくなっています。ただし、防水加工ではないため、強い圧力がかかると水は浸透します。
冬季テント泊では「雪の吹き込み」「テント内の結露」が想定されるため、シュラフカバーの併用がおすすめです。
中綿には、非常に軽量で保温性の高いダウンを使用。ダウンの中でも750FPの高品質ホワイトダックダウンが採用されています。
タケモシリーズ ラインアップ
タケモシリーズは、夏山から厳冬期登山まで幅広く対応しています。
-
スリーピングバッグ2
ダウン量:200g/総重量:500g/最低使用温度:8℃ -
スリーピングバッグ3
ダウン量:300g/総重量:740g/最低使用温度:2℃ -
スリーピングバッグ5
ダウン量:500g/総重量:960g/最低使用温度:−6℃ -
スリーピングバッグ7
ダウン量:700g/総重量:1180g/最低使用温度:−15℃ -
スリーピングバッグ9
ダウン量:900g/総重量:1440g/最低使用温度:−25℃ -
スリーピングバッグ11
ダウン量:1100g/総重量:1650g/最低使用温度:−30℃
商品名にはダウン量(g)がそのまま反映されています。快適使用温度は、最低使用温度+5〜10℃程度を目安に考えると良さそうです。

Takemo11を使った感想
ここからは、厳冬期用シュラフTakemo11を実際に使用した感想です。厳冬期の奥穂高岳・常念岳など、北アルプスでのテント泊で使用しました。
とにかく暖かい
−10℃前後の気温であれば、薄手の肌着程度の服装でも十分暖かいです。寝袋に入っているだけで体が包み込まれ、冷えを感じることはほぼありませんでした。

重たくてサイズが大きい
Takemo11は厳冬期用ということもあり、かなり大きく重たいです。正直なところ、携行性は最悪です。
冬山用ザックでも、容量の約1/3を寝袋が占めるほどのサイズ感です。重量は約1.6kgあり、付属の収納袋ではバックパックに収まりません。そのため「Sea to Summit 」のコンプレッションバッグを使用して持ち運んでいます。
購入時の注意点
Takemoシリーズは生産数が多くないため、冬山シーズンに入るとほぼ確実に売り切れになります。
目当てのモデルがある場合は、シーズンオフでの購入を強くおすすめします。
今回紹介したTakemo 11 ↓

