@syouggg です!ハードシェルを新しく購入したので紹介します。
ハードシェルは各メーカーの自信とも言える最高の性能を持ったものばかりでどのメーカのものがいいか迷ってしまいます。以前まで冬山のハードシェルはモンベル「フレネイパーカ」を愛用していました。これまでの冬山シーズンはこのフレネイパーカで乗り切っていました。
購入したのが6年ほど前で、まだ使えるのですがボロが出てきたので替え時かなと思い、購入しました。
もちろん厳冬期3千メートルのアルプスへも「フレネイパーカ」があれば行けますし、多少の雨であればレインウェアーの代わりとしても使えます。細部までこだわり抜かれたハードシェルがファイントラックの「エバーブレスアクロ」です。
レイヤリングの重要性
レイヤリングとは速乾性のある肌着や、透湿性のあるシェルを着用し風雨から身体を守り、快適に保つように重ね着をする事です。ファイントラックの公式サイトでレイヤリングの重要性がしっかりと説明されているように、冬山では特に汗冷えが低体温症の原因となり遭難事故を引き起こしてしまう可能性があるのでレイヤリングはとても大切です。
夏山の場合はTシャツ一枚でも問題ありませんが、冬山ではそんなわけにはいきません。凍傷や低体温症を避けるためできる限り肌の露出は控えれる装備である必要があります。
冬山でおすすめのファイントラック製品は、長袖のドライレイヤーの上に「メリノスピンサーモフーディ」を着ることです。これだけで晴れた冬山であれば寒さを感じる事なく行動できます。
ファイントラックのレイヤリングL5 アウターシェル
アウターシェル(ハードシェル)には防水透湿性はもちろん必要ですが、どうしても素材がゴワゴワしていて伸びがなく着心地の良いものとは言えません。
そこで防水透湿性はそのままに「快適な着心地」を実現したのがファイントラックのハードシェルです。
“細かなストレスを軽減すれば、もっと使いやすい”
という開発コンセプトのもとに改良に改良を重ね開発された商品だそうで、ポケットやフードの位置にもストレスなく使えるように配置されています。ベンチレーターは従来よりも大きく開かれ、容易に空気の入れ替えができるようになっています。
雪山での冒険を想定し、アウトドア愛好者の期待に応える「エバーブレスアクロ」です。どんなに過酷な条件でも頼りになる機能とデザインが組み込まれています。さっそく特長を見てみましょう。
・生地に防水透湿素材「エバーブレス」を採用
3レイヤーからなるファイントラックオリジナルの防水透湿性のある生地です。強度と耐久性に優れ、厳しい冬の気候からハードシェルの内側を守ってくれます。エバーブレスの生地を使ったファイントラックの実験では、水は漏れることなく水蒸気は透過していくそうです。
・動きやすい素材
ジャケットの背面や肩回りには、動きに合わせて伸縮する「エバーブレスニット」が採用されています。アイスアックスの打ち込みや深雪ラッセルなど、大きな動きでも突っ張り感が少なく、ストレスフリーな着用感です。
・呼吸のしやすいフェイスガード
雪山でのアクティビティにおいて、動きやすさと呼吸のしやすさは不可欠です。フェイスガードには口元を覆うブレスベンチレーターが採用され、悪天候下でも風雪から顔を保護しつつ、快適な呼吸をサポートします。
口元の空気を逃してくれることによってゴーグルの曇りも抑えてくれます。
・パウダーハーネスを採用
特に登攀やラッセル時の大きな動作において、ジャケットのずり上がりはストレスの元。しかし、「エバーブレスアクロ」はパウダーハーネスを備え、これを軽減。ハーネス装着時にはジャケットが抜けることもなく、アクティビティ中のイライラを解消してくれます。
エバーブレスアクロの気に入らない点
ここまではいいところばかりの紹介でしたが使いにくいなと思った場所もあったので紹介します。
以前使っていた「フレネイパーカ」と比較してにはなりますが、「エバーブレスアクロ」はチャックが締めにくいです。引っ張る部分の大きさが小さいこともあるかもしれませんが本当に締めにくいです。特に冬用の手袋をしているときは脱がないと締めれません。
注意点:レインウェアとハードシェルは使用用途が違う!
「ハードシェル」は「レインウェア」では代用できるのではないか?という話もありますが、本格的な雪山に挑戦する場合は絶対に「ハードシェル」は必要です。
共に防水透湿性素材を使っているという点では同じですが、レインウェアでは「雪上での滑りにくさ」「耐久性」「機能性」が足りません。ウエアの使用用途はまったく異なってくるので注意が必要です。
今回紹介したファイントラック「エバーブレスアクロ」↓
↓ポチッとどうぞ