2025
19
May

カメラ

環境フォトコンテスト「カメラのキタムラ賞」受賞!

このたび、プレジデント社主催の「環境フォトコンテスト2025」にて、『消えゆく景色』が「カメラのキタムラ賞」を受賞しました。
写真を始めてから積み重ねてきた時間の中で、こうして評価いただけたことは本当にうれしいです。

応援してくださった皆さん、日頃から写真を見てくださるすべての方々に、心から感謝いたします。

📷 受賞作品はこちら →https://www.president.co.jp/photocon/2025/03/


『消えゆく景色』──撮影地は厳冬期の伊吹山。

受賞作品は、2022年2月、滋賀県・伊吹山で撮影した1枚です。
雪に覆われた静かな山頂からは、眼下に長浜市の街灯りと琵琶湖の夜景が広がっていました。

その光景の中で自撮りをすることによって、人と自然の対比、そして自然のスケールの大きさを強調しました。
年々荒れてきている伊吹山登山道。(実際土砂崩れで登山道進入禁止の時期もありました。)積雪量も年々減ってきているようでその瞬間を、「消えゆく景色」というタイトルに込めました。


撮影の裏側:寒さと静寂の中で

この日は冷え込みが厳しく、気温は氷点下。雪の上に三脚を立て、セルフタイマーで自撮りしました。
構図は何度も試行錯誤を重ね、風が止む瞬間をじっと待ちながらの撮影。
夜景と雪の白、そして自分の存在がバランスよく溶け込むように意識しました。

使用機材はNikon D850に、焦点距離24〜70mmで高い解像力と手ブレ補正機能を備えた
「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を組み合わせました。
このセットにより、低光量の厳しい環境でも鮮明でシャープな描写が可能となり、細部まで繊細に表現できました。
絞りやシャッタースピードも細かく調整し、わずかな光を最大限に活かすよう工夫しました。




応募のきっかけと選考結果

「環境」をテーマとしたこのコンテストには、以前から強く惹かれていました。昨年度の「カメラのキタムラ賞」も環境問題に触れていることからこの伊吹山の写真もいいのではないかと思い応募しました。

メールに見たことのない宛先から届いた受賞通知を見つけたときの驚きと喜びは、今でも忘れられません。


作品はオンラインで購入できます

今回受賞した『消えゆく景色』は、BASEのオンラインショップにてご購入いただけます
ご自宅や職場に、静けさと力強さを感じるこの一枚を飾っていただけたら嬉しいです。

▶️ 作品の購入はこちらから
👉 https://shogookuda.base.shop/items/103728988


これからの目標

今回の受賞は、今後の活動への大きな励みになりました。
山岳写真や自然風景の魅力を、もっと多くの人に届けられるよう、これからも一歩ずつ挑戦を続けていきたいと思います。

作品は一瞬の記録であると同時に、「今ここにある自然のかけがえのなさ」を伝える手段でもあります。
だからこそ、カメラを持ち自然と向き合い続けたいと思います。

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