こんにちは!旅する駆け出しカメラマンこと、おっくんです。
今日は、10カ月間のカナダワーホリ生活の中で、一番思い出に残った1カ月半の話をしていこうと思います。
思い出に残る1カ月半は、ユーコン準州で農場の助手をしながら生活をしていました。
それも普通の生活ではなく、熊を解体しミンチにして食べたり、−30度を下回る環境で牛の世話をしたり、毎日世話をしていた鶏を屠殺し皮を剥いだり、狼に後をつけられたり、圏外のため古びたGPS装置を頼りに山の中へ出かけたり、、、
そんなちょっぴりクレイジーな出来事の詰まったお話しになります。
みなさんユーコン準州というと何を思い浮かべるでしょうか?
全くなんのことか知らない方もいるかもしれませんが、世界一過酷な犬ぞりレース「ユーコンクエスト」や、ユーコン川を下る物語などは小学校の教科書にも出てくるほど有名なものです。
ユーコン準州の場所はというと、アラスカ州の東に位置しており、広大なカナダの北部にあります。 日本の約1.3倍の大きさにたった約40000人しか住んでおらず、州都のホワイトホースの人口は約30000人です。
カナダのオーロラ観測スポットといえば「イェローナイフ」か「ホワイトホース」ということは有名です。
アクセスは州都ホワイトホースにあるエリック・ニールセン・ホワイトホース国際空港へ飛行機で行くことになります。国際空港とはいえ、かなーり狭い空港です。
売店の前にあるWi-Fiとコンセントが利用可能で空港泊は一応できますが、椅子は硬く、人の行き来が少ないためあまり安心して過ごすことはできないです。
ホワイトホース国際空港へは日本からの直行便は出ておらず、バンクーバーやカルガリーからの国内線で向かうことになります。エアカナダを使うのが一般的に知られていますが、ユーコン準州にある航空会社、エアノース(Air North)というLCCを使うことで費用をかなり抑えることができます。LCCとは言え、機内食も美味しくCAさんも丁寧な方が多かった印象でした。
ちなみにですが、深夜便だと窓側からオーロラが見えることもあるそうです。
そして、ホワイトホースの寒さ半端ないです!!一気に氷点下15度まで下がり、極寒の地へついにやってきました。
空港からホワイトホースのダウンタウンまでは歩いて行けないこともないですが、少し距離があります。なのでタクシー等を手配するのが良いかと思います。
私はあまりにも美しい大自然を感じたくて9キロほどの道のりを重たい荷物を持って歩きましたが、(笑)
続く、、、